しつけとは本来、親が子に「望ましくない行為を減少させる」ためにするもの。例えば食べ物を意図的に地面に捨てたり、言葉遣いが悪いなど今後の生活で影響があるような範囲で矯正が必要な部分で「しつけ」を行います。このようにしつけを行う”意味”が明確であれば問題ないのですが、理由付けがあいまいで親の感情からしつけ、ないしは暴力的な矯正行為に走るとそれはもはやDVとなってしまいます。
※DVとはDomestic Violenceの略語で、日本では主に「家庭内暴力」として扱われている単語。海外では家庭内暴力はDVではなく、Family Violenceとして表記されている。
夫から妻への暴力もさることながら、子育てにストレスをためた母親が子供に対して行う暴力も近年では増えており、育児の面、子供の成長という点から見ても心身に悪い影響を与えると考えられていることから、国を挙げてDVに対する処罰や法律による規制をかけて、DV抑止に力を注いでいます。
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ただ、子育てという場面はあくまで各家庭がかかえる事情でありその行為の内容が外に漏れることが少ないため、子供が抱える悩みや変化を外側から見るだけで瞬時に判断することは難しいのが現状です。母親、父親が「子育て」だと言い張れば、多少キツめのしつけでも子育てだと認められてしまう傾向にあるため、直接関係のある人でもないと暴力的なしつけの抑止や注意をおこなうことができないことも問題としてあげられています。
しつけとして認められる範囲・・・それは法律で明確に基準が定められていないため、どこからどこまでが「しつけ」、これ以上は「暴力」といった判断はしつけをする本人に委ねられます。
ですが、「いきすぎたしつけは子供にとって全て暴力として捉えるべきでは?」という考えが広まりつつあり、なるべく「叩く」行為を省いたしつけをするべきである、というのが一般的です。
多感な時期である幼少期は、親の言動を参考に自分という人間を構築すると言われているため、幼い頃から暴力的なしつけを受けた子とそうでない子とでは、前者のほうが大人になるにつれて徐々に暴力的な性格になるという統計もでているため、育児に置いてはかる弾みに手を上げることは避けなくてはいけないでしょう。育児に関することなら、「試される親としての資質と育児方法」でご紹介しています。
しつけとは本来、親が子に「望ましくない行為を減少させる」ためにするもの。例えば食べ物を意図的に地面に捨てたり、言葉遣いが悪いなど今後の生活で影響があるような範囲で矯正が必要な部分で「しつけ」を行います。このようにしつけを行う”意味”が明確であれば問題ないのですが、理由付けがあいまいで親の感情からしつけ、ないしは暴力的な矯正行為に走るとそれはもはやDVとなってしまいます。
しつけを行うときは必ず、しつけする意味を見いだし、子供に「何故いま自分が叱られているのか」を自覚させることを意識してみると、育児の正しい方向性が見えてくるのではないでしょうか。